世界的に競争が激化しているプロバイオティクス市場において、台湾のバイオ企業「シンバイオテク社(Synbio Tech Inc., 証券コード:1295)」が、卓越した研究開発力と市場洞察力を武器に、2025年アジアバイオ・ヘルスケアEXPOで圧倒的な存在感を示しました。
同社は、設立25周年を迎えるにあたり、没入型ブースにて四半世紀にわたる研究開発の歩みと革新的な成果を披露。また、台湾バイオ産業発展協会より「優秀バイオテクノロジー産業賞-ポテンシャル企業部門(潜在力を持つ模範企業賞)」を受賞し、応用バイオ分野における厚みある技術力と国際展開の可能性を改めて印象付けました。


今回の展示会で最大の注目を集めたのが、生合が初公開した次世代機能性菌株「Lactiplantibacillus plantarum FS4722」の発表です。中国の伝統的な発酵食品である漬物由来の菌株で、科学的スクリーニングと複数の試験により、尿酸代謝の調節に有望な機能が確認されています。現行の尿酸低下薬と類似した作用機序を持ちながら、安全性と長期使用の観点で優位性を示しており、すでに中国にて特許(CN114507621B)を取得、現地の健康食品ブランドとの提携も進行中です。生活習慣の変化により増加している高尿酸市場への本格参入が見込まれます。

楊川賢ゼネラルマネージャーは、「高尿酸および代謝異常はアジアにおける新たな健康課題となっており、FS4722はこの市場のギャップを埋めるとともに、プロバイオティクスによる代謝ケアの新たな可能性を拓くものです」と述べました。今回の国際舞台での発表を皮切りに、東南アジアや欧米への展開も加速させ、グローバル製品ラインの拡充を目指すとしています。
同社は今回の展示テーマ「共創と未来(Co-creation & Future)」に呼応し、来場者参加型の体験型エリアを3つ設置。「菌種選別から製品化まで」を再現した「Good Bacteria Lab(好菌食光屋)」、主力菌株を紹介する「Microbial Future Ark(菌未來方舟)」、没入型テクノロジーとインタラクティブ体験を融合した「Interstellar Synbio Station(星際益生站)」などを展開し、業界関係者や一般来場者から大きな注目を集めました。

展示された主な菌株には、筋肉サポートのTWK10®、関節ケアのLDL557®、腎機能サポートのSynForU®-ReMain、そして新発表のFS4722™などがあり、慢性疾患の予防や精密ヘルスケア市場への多面的な取り組みが示されました。
今回の受賞の背景には、シンバイオテク社の安定した経営と技術への揺るぎないこだわりがあります。2024年の売上高はNT$7.45億(約35億円)に達し、過去3年間の平均成長率は27%。現在では、製品は世界35か国以上に輸出され、提携ブランド数は600を超えています。
StatistaおよびResearch and Marketsの報告によると、2024年の世界プロバイオティクス市場は700億米ドル規模に達し、2030年には1,100億米ドルを突破する見込みで、年平均成長率は約8%と予測されています。こうした成長を背景に、「機能性プロバイオティクス」や「ポストバイオティクス」への需要はますます高まっています。

シンバイオテク社は、プロバイオティクス原料のグローバルトップ20社の一つとして、特許菌株の展開、臨床試験の実施、垂直統合型CDMOサービスにより、世界中のヘルスケアブランドから信頼される戦略的パートナーとなっています。
創業25周年を迎えた今、同社は「微生物応用の専門家」として、筋肉・関節・メンタル・代謝といった分野において、プロバイオティクス製品の精密応用とグローバル展開を加速させています。今回のFS4722発表は、代謝ケア分野に新風を吹き込み、生合の次なるグローバル成長フェーズの幕開けを告げる出来事となりました。
